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「Notion API 活用術」テンプレート
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S27. NotionTimeRecording
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S27. NotionTimeRecording

こちらも解説の節なので説明部分は省略します。
 
書籍のコラムにあるように、書籍執筆時までは NotionTimeRecorder という Ruby/Tk の GUI アプリを活用していました。しかし、2023年3月にボタン機能が公開され、コマンドライン版の NotionTimeRecording、GUI 版の NotionTimeRecorder アプリの役割はほぼ終了してしまいました。
 
ボタン機能を使った GTD テンプレートの記事はこちらにあります。
Notion ボタンだけで実現する GTD テンプレートの作成 - hkob-astro-notion-blog
このドキュメントは、Notionのボタン機能を使ってGTDテンプレートを作成する方法を説明しています。テンプレートには、Actionチェックボックス、Finish time (for button)プロパティ、Formulaの変更、Next action、いつかやるタスク、やり残しタスクの設定が含まれます。これにより、NotionTimeRecorderアプリを使用せずにタスク管理が簡単になります (by Notion AI)。
https://www2.metro-cit.ac.jp/~hkob/posts/2023032600/
Notion ボタンだけで実現する GTD テンプレートの作成 - hkob-astro-notion-blog
 
ボタンで実現することによって、Notion だけで完結することだけでなく、Notion API の一番大きな制約であるレート制限の問題もありません。日付の終了時刻が設定できないというデメリットを覆い隠すくらいメリットが大きく、現在はボタンでタスク管理をするようになっています。
 
唯一、書籍で説明した nt コマンドはさらに依存関係を一括設定するという機能のためにのみ利用しています。書籍の説明では単一タスクしか設定できていませんでしたが、以下のように変更することで taskA|taskB|taskC のような記述で依存関係を持った一連のタスクが一括登録できるようになっています。この部分のみここで補足しておきます。
case CMD_NAME when "nt" previous_id = nil NotionCache.instance.wait = 0.4 db = Database.find(DATABASE_ID) ARGV.join(" ").split("|").each do |title| page = db.create_child_page do |p, pp| pp["タスク名"] << title pp["前タスク"].relation = previous_id if previous_id end previous_id = page.id end exit # nt コマンドの時には Notion を開かない
 

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この CHAPTER 内の SECTION
S26. ER図作成ツール
6
S27. NotionTimeRecording
6
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CHAPTER LIST
C1. Notion APIの概要と利用準備
1
C2. Notion APIで理解するNotionのデータ構造
2
C3. Notion APIの基本(CRUD別の紹介)
3
C4. Google Apps Scriptによる応用
4
C5. ショートカットによる応用
5
C6. NotionRubyMappingを利用したツール
6